大学のころ微分方程式の問題集として買った本です。改定されていまだに売られているということは結構よい本なのでしょう。前にも書いた通り、線形微分方程式以外は研究上ではほとんど触れ合う機会がありませんが、それ以外にも解ける微分方程式があるというのは知っておくべき情報だと思います。
ちなみにこういう可解な方程式というのはずっと研究されている分野ではあると思うのですが、体系的にはどのくらい研究されているのでしょうか。方程式みたいに５次以上は解けないみたいなそういう研究とかもあるのでしょうか。このあたり全く追っていないのでわかりません。
自分自身は微分方程式が立てば満足してしまって、あとは数値的に解けばよいという考えになってしまいます。多くの問題は微分方程式として書き下すこと自体が難しいので、そちらを見つける方が面白く思えてしまいますが、新しく解ける方程式を見つけるというのも見つけたときの喜びは理解できます。
