toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

H.C.Tuckwell "Introduction to Theoretical Neurobiology" Vol I & II, Cambridge university press 1988

以前書いた神経情報科学サマースクールで神経スパイクのモデル化なんかを勉強したので買った本ですが,結局のところあまり読んでいません.神経活動のモデル化と知的な機能とのギャップが大きすぎてちょっと自分の興味がそこまで届かないということかと思います.

 

研究の中で Izhikevich モデルとか扱いましたが,これは脳データのデータ解析としての側面が強くて,知能的な側面はあまりありません.(この本は古すぎて Izhikevich モデルとか出てきませんが)

 

現在のところ有望そうな話として,スパイクニューロンのようなものを実装して電力問題を解決できないかというのがありますが,そのときに人間の神経スパイクの詳細なモデルが重要かどうかが自分にはよくわかりません.