toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

Michael Elad「スパースモデリング」共立出版 2016

スパースモデリングでは、本来変数の数最少という L0 正則化が現実的に不可能なので L1 正則化(いわゆる LASSO)で近似されますが、ある条件を満たせば L0 と L1 の解が一致するという話があります。スパースモデリングの新学術がはじまるまで私はあまり知りませんでしたが、この本を読んでちゃんと理解できました。とはいえ、あまりそれを直接言っている感じではないので、そのあたりはわかって読まないとなんだかわからないという本になっています。

 

この本を翻訳された玉木さんはいわゆるパターン認識系の研究者の方で、あまり接点はなかったのですが、広島大学に栗田さんが移られたり、たまに PRMU 関係の会議に参加したりして少しだけお話させていただく機会がありました。

 

広島大学は西条というところにあって、2回くらいお伺いする機会がありました。西城は酒どころで、1回は新学術の関連イベントで広島市立大学に行ったときに、三村さんとか竹内純一さんといっしょに西条酒祭りに参加して、全国各地の日本酒を飲みまくりました。

 

日本酒はちょうど学生のころに美味しんぼという漫画の影響で、同級生と一緒にちょっといい日本酒を飲むということもよくやりました。いまどきはあまり積極的には勧められない側面もありますが、酒でつながる人間関係というのも私の時代には結構ありました。

 

つくばエクスプレスの改札出たところにも日本酒バーがあって、ビジターが来たり、赤穂会で筑波大に訪問した後にアフターをやったりしたのもよい思い出です。筑波大の某先生とお話ししたところでは、学生の目が気になってあまり気軽に寄れないという話もありましたが、私は学生の目も何もないので気楽に寄ることはできるのですが、コロナもあってあまり行くことができなくなったのは残念です。