以前も取り上げた Christian Robert の別の著書です。フランスで会ったときはちょっといいお兄ちゃんっていう感じだった人がこんなにバリバリ本を書くとは思いませんでした。MCMC についての概要を勉強した後、importance sampling とかより基本的なところもいろいろ知らないことがあったので、この手の本を結構たくさん買いました。あとは、mixture の話をやっていたので reversal jump MCMC とかも気になっていました。
さて、今日も本とは全く関係ない話を書きます。外で一人飯をするのが特に若いころはすごく苦手でした。もちろん何度も通ってよく知っている店とかなら大丈夫なのですが、出張とかで初めていった土地で、どうせなら美味しいものを食べたいという欲はあって、店を物色をするものの、なかなか入れませんでした。まだ電総研に入るか入らないかくらいの時に、ぴあマップグルメという当時定番のグルメ本に載っていた寿司屋に勇気を出して入って店主に話しかけたらすごくそっけなくされてちょっと心が折れた記憶があります。
ただ、その後、歳をとってだんだん平気にはなってきました。でも、カウンター席とかでも店主の人とうまく会話するのとかはずっと苦手です。村田さんとか、田中さんとかに連れて行ってもらった店だと、いつもありがとうございますみたいな対応してもらえるのがすごくうらやましかったです。
一人で入ってすごく盛り上がってお店の人と会話したことは長年生きていた中でも２、３回しかなくて、覚えているうち１件は京都五条の居酒屋でめったに泊まらない場所だったところでたまたま入ったお店でした。あとは、湯布院で観光客を逃れるために入ったコーヒー店の店主の人が気さくな感じでした。今の記憶にあるのはそれくらいです。つくばでも何度行ってもほとんど覚えてもらえず、近所のスペイン料理の店に少し認知してもらっているかなくらいの存在感の薄さです。
