toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

T. Segaran 「集合知プログラミング」 オライリージャパン 2008

集合知という言葉の意味もろくに知らず、というか逆に知らないからこそ買った本かもしれません。なにかこの手の業界用語は全然詳しくないので、こういう言葉を使われると話についていけません。私が出会った人たちの中では橋田さんとかはこういうタイプだったように思います。ただし業界が違うというだけのことだったのかもしれません。

 

この本の副題には web2.0 という言葉もあって、こちらもなんだかよくわからないままに時代は過ぎていきました。この数字でバージョン情報のように世の中の技術を表現するのは割と最近も聞きますが、こういう流行り言葉的な名前を付ける人たちというのは計数とかにはあまりない文化だったのでいまだに違和感があります。

 

私は少ない方だと思いますが、歳をとると官僚とかとの接点ができて、そういう人たちにはキャッチフレーズが必要で、しかも同じ言葉を使い続けるとすぐに飽きるという悪癖を持っています。NEDOとかの大型プロジェクトもそういう側面がありました。私はそういうのは下っ端の方だったので苦労はなかったのですが、こういうのも不毛な文化だなあと思います。