toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

M.Lutz 「初めての Python 第3版」オライリージャパン 2009

python を私の周りで最初に始めたのは神嶌さんでした。公平性の数値実験とかをやっていて、jupyter notebook とかで情報共有してくれようとしていましたが、私の python 力が全然なかったので、その方面での貢献は全然できませんでした。

 

とりあえず一番最初にこの本を読みました。自分なりに R や matlab とかの比較表を作って、少しずつ覚えて言った感じでしょうか。ただし、この本には numpy とか scikit-learn とかの話はたぶん載っていないので、行列やベクトルの操作についてはそちらで覚えないといけない感じでした。プログラム言語は文法だけ覚えても書けるようにはならず、その言語で標準的に使われている書き方のようなものを習得しないとなかなか先に進めません。これは自然言語でも同じというか、自然言語の方はむしろそういうトレーニングの仕方をすることが多いので、逆にプログラミング言語も意外にそういうところがあるという認識でしょうか。

 

初めての python というタイトルは、高校生のころ「初めての C」というタイトルの、Cの部分を隠語的に解釈して子供っぽく盛り上がっていたのを思い出します。まあそういう下ネタ的なものが大好きな高校生でした。高校で回していた班ノートのようなものでも、今ではセクハラまがいの下ネタを書いてたぶん同級生の女子に軽蔑されていたのだと思います。