toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

三村征雄(編)「大学演習 微分積分学」 裳華房 1955

勉強することは子供の頃から好きではあるのですが、根気がないので受験勉強も何時間もぶっ通しで勉強するようなタイプではありませんでした。そもそも各科目でどういう勉強するのがいいかとかわからず、結構試行錯誤していました。夜遅くまで勉強しなくちゃとは思うんですが、ついついその当時全盛だった深夜放送聞いたりしているうちに寝落ちしたりするという毎日でした。

 

出身の高校は、高校生活を満喫して大学は浪人覚悟みたいな人が多かったのですが、私は浪人生活とかメンタル的に耐えられる気がしなかったので、現役で行けるところにしようと思っていました。学校内での成績は中の上くらいで、必ずしも東大に行けるという感じではなくて、当時の大学への数学の成績優秀者で載った時も東工大志望とかで出していたと思います。

 

それほど試験勉強しないせいで、定期テストに比べれば実力テストの成績はましだったので、3年生の最後の段階では東大を受けることにしました。担任の先生は数学の先生で、まあ数学は比較的できた方なので、東大受けるといっても落ちてもともとという感じで特に反対もされませんでした。

 

高校の時は、自由な校風の京大の方が人気があって、東大なんて官僚育成みたいなお堅いイメージでした。私の場合は東大というよりも名古屋を離れて東京に行くというのが一義的でした。京都だとちょっと名古屋に近すぎるので、より実家から離れて独立した感覚を味わいたいという気持ちが強かったと思います。

 

東大がだめでも、同時に受けた早稲田か慶應どちらか受かればそちらに行くつもりでした。結果的になんとか合格することができましたが、当時は東大合格者は地元の新聞にも掲載されて、その日は中学時代の友人とかから電話がかかってきたりしました。その友人のことを忘れていて、最初誰だったのかを思い出すまで気まずかった記憶があります。