toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

アンソニー・チャンダー「コンピュータ用語辞典 (ブルーバックス (B‐493))」講談社 1982

修士の時に(今はもうないですが)英進情報処理専門学校というところで講師のバイトをしていた話は書いたと思いますが、そのときに同じくバイトで来られていた先生から用語集を作るという企画に誘われて何項目かを分担するという話がありました。ただし、記憶があいまいで、原稿用紙をもらったところまでは覚えているのですが、実際にいくつか書いたのか、その企画自体どうなったのかというところもあいまいです。ただし、その準備のためにこの本を買ったような記憶はあります。

 

研究者としていままでやってきて残してきたものはジャーナル論文や国際会議、国内・国際研究会の予稿集、全国大会予稿集などがありますが、後ろに行くにしたがって、現物は手元に残っていなかったり、そもそも存在を忘れていたりするものが多くなってきます。特に筆頭著者ではないものについては、一応業績リストをメンテナンスしているので漏れは最小限のはずですが、ゼロではないはずです。まあ完全リストを作ることにさほどの意味はないというか、こう書いてくると、こういうのは自分でがんばって残すことにほとんど意味がいないような気がしてきました。

 

結局、書いてほかの人にとって役に立つものであれば自分で何もしなくても引用されたり保存されたりすると思うので、今本棚に残っている自分の論文の別刷りや掲載されてあジャーナル、国際会議Proceedingsなんかは処分してしまってもいいかなという気になりました。

 

こういうふうに思えたのはこのブログを書いてきたおかげかもしれません。なお、ブログというのも自分が書いてきたものではありますが、それこそブログサイトが突然閉鎖されたりする危険性は高いので、そういう心構えは必要だなと思っています。

 

産総研(一般にお役所)は古いものは残さないので、研究所の個人サイトも退職とともに突然閉鎖されます。私が産総研を退職した際には30年のサイトの歴史(大した内容はないですが)も突然消えることになります。