toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

Brian D. Ripley "Pattern recognition and neural networks" Cambridge University Press 1996

統計学機械学習の間の溝のようなものは何度も触れてきましたが、昔に比べればずっと溝は埋まっていると思います。なので、将来に対してそれほどの心配はありません。統計側の人たちが機械学習系について知るようになったのはこの本の影響が大きいと思います。私が博士論文で駒木さんとお話ししていた中に、この本を読まれているという話があったように記憶しています。Ripley が統計学の中でどれくらいの方なのかというのはあまりよく知りませんが、当時私が購読していたメーリングリストなんかでもお名前をよく見かけたように思います。

 

それにしても産総研居室に本はまだ無数にあるのに、自分の思い出と結びついている本はネタ切れ気味です。ということで、本をタイトルにするのは継続するとしても、脈絡なく昔の思い出話を書いていくしかないかもしれません。それにしても、もう私の人生の中で感謝すべき人たちはだいたい言及したような気がします。

 

長い年月を思い出すと、今まで生きてこられたことにある種の奇跡を感じます。親から聞いた話では、ベビーベッドによだれかけの紐が引っかかって首が締まってチアノーゼになっていたのを慌てて救い出したことがあるそうです。また、尾張旭市に住んでた頃、道に飛び出して完全に車に轢かれたと母親が思うほど危ないこともありました。実際に幼稚園の同級生が亡くなったという事故もありました。その後もいろいろヒヤリとするようなことを乗り越えて生きていられる奇跡に感謝しかないです。