toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

JST CREST 日比チーム(編)「グレブナー道場」共立出版 2011

グレブナー基底にまつわる書籍や解説はほとんどがこの CREST メンバーによって書かれている印象です.というよりも私の持っている本がほぼその系統ということかもしれません.ただ,その路線だとほぼほぼ数学科の学生が学ぶ道筋になっていて,先が見えにくい長い道のりを一歩一歩進んでいく感じで先が見えません.まあそれがこの本のように「道場」ということなのかもしれません.全体を俯瞰した書き方をして読者を導くというようなことは数学科では邪道なのかもしれません.一方で,大数学者でも読者に寄り添った書き方をしてくださる先生もいて,そのあたりは何が違うのだろうと思うことはあります.

 

さて,話は全く変わりますが,高校生までは母親に髪を切ってもらっていました.子供の時の方が見た目にこだわっていたような気がしますが,ぱっつんぱっつんの坊ちゃん刈りでよく文句を言って怒られていました.今では1000円カットで十分というか,うっとうしくなければ別にどんな髪型でも気にしなくなりました.日野さんが一時期バリカンで自前で頭を刈っていましたが,面倒くさいのでそういう路線ともちょっと違うかなと思っています.1000円カットはほとんど会話なく済むので助かっていますが,まだそういうのが出てくる前は普通の床屋さんに行っていましたが,そういうところだと必ず会話が発生します.当たり障りのない会話をしてやりすごしますが,正直に言えばそういう当たり障りのない会話をするという状況がとても居心地の悪いものでした.