toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

F. Chollet「PythonとKerasによるディープラーニング」マイナビ出版 2018

今の深層学習は Pytorch とか tensoflow とかのフレームワークをベースに python でプログラムを書くというのがほぼすべてだと思いますが、当然昔は自分でバックプロパゲーション込みでCで書くというのが当たり前でした。

 

私の場合、ディープラーニングブームになってから自分で本格的にプログラムを作るということがほとんどなくなったので、最近のプログラミング事情に完全に乗り遅れていました。

 

ICA の研究をやっていたころに知り合った Simone Fiori というイタリア人から数年前にイタリア人修士の学生のインターンみたいなのを頼まれて受け入れました。そのときに、やはり若い人たちは深層学習だろうと思って教科書も勉強してもらいつつ、tensorflow でプログラムを書いてもらいました。そのからみで私も少しこういったフレームワークの使い方も少し勉強しました。

 

イタリア人の学生は二人いて、一人は典型的なステレオタイプのイタリア人という感じで、歓迎会の飲み屋のお姉さんと早速 LINE 交換したりハグしたりとか当たり前にやっていて、日本人研究者が全員羨望のまなざしで見ていました。彼はコロナが落ち着いた後も日本にやってきましたが、私が担当できるテーマがなかったので、産総研の別の研究室に滞在していました。彼のような積極性は私にはあまりない特質だと思います。