Sを使い始めるまでは、逆行列とか固有値とかのプログラムは自分で書いていました。いまではちょっと考えられないようですが、LU 分解の pivotting とか知らなければ一生知らないようなテクニックも必要でした。
そんな中 Numerical Recipe という本が出て、この本はもともと Fortran コードだっったものを C に直したものです。Fortran がベースになっているので添え字は 1 からはじまり、C のプログラマとしてはなんか気持ち悪いことになっていますが、添え字の変更は大量のバグを生むことになるのでいたしかたなかったでしょうか。
Numerical Recipe の行列計算はかなり長い間愛用していました。そのうち R とか matlab で書くようになって全く使わなくなりました。