toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

鯉江英隆,西本卓也,馬場肇「バージョン管理システム(CVS)の導入と活用」ソフトバンク 2000

今はバージョン管理は git で行うのが主流だと思いますが、以前は CVS を使っていました。使うようになったきっかけは津田さんで、いっしょに論文を書くことになって CVS を教えてもらいました。ただ、実際共著論文をバージョンコントロールで書いたのは津田さんくらいで、ほとんどはメールとかの古典的な方法を使ってきたと思います。最近は論文であれば overleaf という手段もあるのでそちらの経験はあります。

 

CVS や git はむしろ自分のファイルの整理として、PCを変わっても同じ環境になるような目的で使っています。PC使って面倒なことの一つは引っ越しで、環境とかファイルを引き継ぐのは結構面倒ですし、そのまま移せるものはいいですが、時代遅れのソフトウェアとかを新しくするとかいうと単純作業ではなくなります。

 

基本的に捨てられない性格なので、電総研に入ってからのすべてのメールやファイルはバックアップとして残してありますが、残しておいても意味がないかもと思うこともあります。そもそもメールは最近は web メールで、ローカルのメーラーでは読むのが難しくなったので最近のメールのバックアップは全くありません。

 

数年に1回とかの極々稀に、昔の仕事の問い合わせが来て、古いファイルを掘り起こしたりすることがあり、そういうことがあるとなかなか思い切って古いファイルを捨てるのも難しいです。官庁では古いものは年限を切って捨てることが行われていますが、研究者にとってのファイルは職場に所属しているとはいえ個人的なものでもあるので、その辺りの感覚はかなり違うように思います。