toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

石黒浩三「光学」第2版 共立出版 1977

教養のときか進振り後かすらほとんど記憶がありませんが、光学という講義があってその時の教科書を見つけました。後にレンズの較正の話をやったときに、「全く勉強したことないと思うけど光学とってたはず」と思った記憶があります。今この本を見返してみると、レンズという言葉は全く出てこないことがわかりました。回折とか偏光とかそういう話でした。回折といえば、計数の実験でホログラムを作ったのを思い出しました。

 

高校の時は多少レンズの勉強したはずですが、割と最近まで虚像とか実像とか意味が全然わかっていませんでした。虚像っていってもそれって目に見えてるんだから実像なんじゃないの?みたいな変な疑問を解決できないまま大人になって、網膜の中までの光の筋道の絵を見てやっと納得しました。

 

さて、大人になっての趣味の一つはカメラです。実家にあったニコンキヤノンのアナログ一眼レフとかあったり、研究室にもカシオのQV10があったりとか、それなりにカメラ環境はありましたが、上に書いたようなレンズに関する知識やカメラの知識がまったくなかったので、趣味というにはお粗末な感じでした。

 

それが変わったのは 2012 年の金環日食でした。金環日食の写真を撮るためにはカメラの仕組みを知っていないとまともに撮れませんし、その後画像処理をする段階で F 値やセンササイズの話をやっと知ることになりました。それ以来写真を撮りまくっていました。インスタアカウントも複数持つくらいに投稿してましたが、コロナ禍の中で、出歩くこともなくなり、メンタルも落ち込んでインスタはいまだに休業状態です。ただ、オンラインゲーム仲間の方たちに対してだけ、discord で共有したり、最近だと限定的な twitter アカウントを作ってそこにたまに投稿する程度になりました。インスタで知らない人から大量にいいねもらうより、知り合いの人からいいねつけてもらえるほうが嬉しい気がします。