イタリア製のカプチーノメーカー「ムッカエクスプレス」を使ってカプチーノを入れるのが朝の日課だ．
イタリア製らしくかなりくせのある器具であり，まず買ってから３回ぐらいただ作って捨てるという作業を行う必要がある．これは工場でついたバリを取ったりコーヒーを器具になじませるという意味があるらしいが，日本製の製品ではあまり考えられない． それが終わっても，うまくカプチーノを作れる保証はない． ねじの締め付け具合や弁の取り付けなどにコツがあり，それらが完璧にうまくいかなければカプチーノは成功せず，単なるコーヒー牛乳になったりする． ネット上にある感想を見ても「カプチーノなんかできない」とかいう感想が出ていたりする．
しかしまあコーヒーぐらいはこういうアナログ感満載の器具を使うのはなかなか楽しい．同じイタリア製品でもフェラーリなんかもやはりくせがありそうだが，そもそも買えないし，どこかに行こうとして動かなかったりするのはカプチーノを失敗するのとは次元が違ってやはり不便すぎる気がする． そんなことでは本当の車好きとは言えないかもしれないが．
