これと同じような本の1章を栗田さんに誘っていただいて書いたことがあります.というわけで,ちょっと縁の薄いコンピュータビジョンについて勉強してみるかと思ってシリーズ丸ごと買って,本棚の肥やしになっていました.
CVIM や PRMU は IBISML とも共催で研究会をやっていますし,私も PRMU で共著を含め何度か発表しています.また,MIRU なんかも場所につられて何度か参加しました.ただ,結局のところあまり馴染めないで今日に至っています.
PRMU での発表で,アルゴリズムの導出のところが面白かったので,そこに注力して話したのですが,たしか何の役に立つのか系の質問をされてそれも一つのトラウマになった気がします.
そもそも広くて浅い人間関係というのが苦手なので,ついつい仲のいい知り合いの人と一緒に行動することが多い気がします.よく考えればそれはあちらも一緒で私のようなわけのわからない人間が来たら警戒・敬遠するのは自然なことだと思います.
ただこの本のシリーズは多岐にわたる人たちが書いていて,田中和之さんとか,日野さん・村田さんなど機械学習系の人たちも書いているので分野全体としては緊張関係にあるというわけではなくて,単に私の個人的な問題という認識です.