toddler’s diary

以前は研究にあまり関係ない雑談・2023年4月から本を通じた自分の振り返りやってます

テレビの録画

最近のレコーダーにはもうアナログチューナーがついていないらしい.
自分はデジタルつきのレコーダーだけど,実際のところ録画はアナログでしかしない.
デジタルはセキュリティがガチガチでハンドリングが悪すぎて全く使う気にならない.
アナログ停波したらもうレコーダーでテレビを録画するということはなくなるに違いない.
言うまでもなくユーザビリティに関してはデジタルは技術的後退である.
ググるとまあ同じような意見はたくさんあり,http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/digital/anlg2011.html などを読むと勉強になるし,http://www.itmedia.co.jp/keywords/offtheair.html などにあるような動きもあるようだ.


ちなみに現在の自分のレコーダー環境は

という流れ

たぶんアナログ停波後に録画するとしたらワンセグ録画のみになると思われる.
ただ,iPod touch 用に持ち出すのに,現在のワンセグチューナーは対応できないのでどうしようか考え中だが,http://ascii.jp/elem/000/000/540/540039/ というソリューションは一応あるらしい.
ただし,PCのスペックがそこそこ必要そうなので,現在ワンセグ録画している旧世代ノートには使えなさそう.


そもそもワンセグにデジタル並のセキュリティを課す意味がわからない. 上に挙げた製品も基本は「ムーブ」でワンセグそのものはPCから消されてしまう.
現状のアナログより低い画質で,より低いサービスという方向性は消費者のベネフィットが全くない. ワンセグはコピーフリーにしてアナログと同じレベルの可搬性を持たせるべきだと思う.


一方フルセグのレコーダーの宣伝を見ると,ブルーレイとかを謳っているのが多いが,実際のところこういうメディアに録画するというのはもう時代遅れというのはわかりきっている.
「ハードディスクの躍進 期待はずれのBD(ブルーレイディスク) 苦境に立つ光メディア」という記事もあるが,こんなの今頃気付くの?って感じ.
ハードディスクが安くなってハンドリングも光ディスクとは比べものにならないというのに,業界の人ってなんて遅れてるんだろうと思う.


RD-X9 などは外付けのハードディスクに録画できるのだが,これも元の本体のみで再生可能で,もし本体が壊れたらおしまいである. (ワンセグに関してはよくわからないが同じなのかな) 機器の寿命なんてせいぜい10年そこそこだから録画したファイルの寿命も同じくらいということになる. もちろんハードディスクだって寿命はあるが,移し替えたりミラーリングしたりすることで実質の寿命は長くなる(実際そうやって自分の大切なファイルを20年間ハードディスクに保存できている).それを封じられたらせっかくのすばらしい機能も宝の持ち腐れである.


追記: 普及率が95% というのもかなり嘘っぽい数字だ.http://www.rbbtoday.com/article/2011/03/11/75074.html