もう6月の話だが,「測量と地図のフェスティバル」があったので国土地理院に行った.長いことつくばにいるが,国土地理院に行くのは初めてだった.
以前から,通りかかると目に入るでかいアンテナが気にはなっており,ひょっとしてセンターにあるH2ロケット同様ハリボテかなと思ったりしていた. だが,実際この日はアンテナがぐるぐる回っており,あれがVLBIのアンテナだということがわかった.
いろいろイベントがあったのだが,一番気合が入ったのはオリエンテーリングである. なんとなくは知っていたのだが,これまた実際にやるのははじめてである. もうちょっとのんびりしたイメージがあったのだが,タイムレースということで,子供と一緒に全力疾走. おかげで上位入賞を果たしたのだが,あんなに「スポーツ」しているとは思っていなかった. なぜか全国大会レベルの選手も飛び入り参加. レベルが全然違う. それにしても国土地理院とオリエンテーリングがあんなに深く結びついているとは今まであまり考えたこともなかった.
日本列島を一筆書きして競うというのもあって,描いた図をスキャナーでとってスコアを出していたから,おそらくDPマッチングか何かのスコアだと思うが,北海道がむやみと大きくなったり,本州が閉じなかったりしてなかなかバランスよく描くのは難しそうだった.
何周年かの記念だったことや,TX開通の年ということで,今年はいつもより大がかりだったようで,お土産でもらった地図のパズルなんかもお金がかかっているようだった.
地図というのは不思議な魅力がある. いつまで眺めていても新たな発見があり,楽しい.