アキバといえば最近では萌え系とか何かとオタクな街である．しばらく前まではパソコンマニアとかもオタクと見られていたわけだから，オタクは今にはじまったわけではないだろう． そもそも秋葉原は繊維問屋街だったところに電気屋ができたということらしい．
先日，ＴＸの駅を数人のコスプレだかメイド服だかの女の子がつるんで歩いていた． ああいうのはやっぱりアニメとかにとどめておいてもらわないと，生身の人間がああいう格好をしているのを見るのはちょっと遠慮したい．
さて，ＴＸにからんだ新都市開発としてのアキバはまた全然違った顔がある．産総研もオフィスを構えるダイビルやその隣のビルは，まるで丸の内か新宿かと思わせるような雰囲気をかもしだしている． ただ現在は周りの風景から明らかに浮いてしまっている． この前平日にレストラン街を歩いたら結構閑散としていた． 現在のアキバの客層とはちょっとターゲットがずれていると思う． まあこの辺りの違和感は時間が解決してくれるだろう．
そういえば秋葉原の一つの名物であった交通博物館が移転する．アキバらしいやや時代錯誤的な雰囲気をかもしだしていた博物館で，鉄道マニアらしき大人が目をきらきらさせていたのはちょっと不気味だったが，子どもを連れて何度か行ったので移転はちょっと残念だ．
あとちょっとしたことだが，ＴＸの駅でエスカレータに乗っているととなりのエスカレータとなんだか速度が違う． 不思議に思って見てみると，ラッシュ時などは一方のエスカレータを速く動かしているらしい． それでもほとんどの人はエスカレータを歩いて上っていくわけで，まさに忙しい現代社会の象徴である．
